チーム作り

若手リーダーはメンバーとの「熱量差」に注意せよ

3行でまとめると。。。。

  • 若手リーダーは高熱量、メンバーは低熱量なことが多く、リーダーが期待する成果が出ないことが多い
  • 重要なのはゴールの共有であって、過程を強制するとモチベーションが下がる
  • たまには非合理・非効率も必要

熱量差からくる弊害

熱量さという表現をしていますが、言い換えれば仕事に対する姿勢、ひいては視座の高さ低さと言い換えることができます。

そして、この視座の高さが合っていない場合、つまり目線が合っていない場合に、メンバー間の熱量差として仕事に向き合う姿勢に違いが生まれます。

メンバーと目線が合っていない場合、以下のような弊害が生じる可能性があります。

コミュニケーションの不良

メンバーと目線を合わせずに意思疎通を図ると、コミュニケーションの不良が生じる可能性があります。

また、メンバーがリーダーの指示や期待を正しく理解せず、予期せぬミスや混乱が発生することがあります。

モチベーションの低下

メンバーがリーダーとの目標やビジョンについて共感や理解を得られない場合、モチベーションの低下が生じる可能性があります。

メンバーは自分の役割や貢献が重要であると感じることが重要であり、目線が合わないとそのような経験を得られず、やる気が低下することがあります。

チームの結束力の欠如

目線が合わないと、チーム全体の結束力が欠如する可能性があります。

メンバーが自分自身の目標や利益を追求し、協力や協力の精神が欠ける場合があります。
結果として、チームのパフォーマンスや成果が低下する可能性があります。

メンバーの成長の制約

目線が合わないと、メンバーの成長やスキル向上が制約される可能性があります。

リーダーがメンバーのニーズや課題に適切に対応せず、適切なサポートや機会を提供しない場合、メンバーの成長が妨げられることがあります。

品質と効率の低下

メンバーと目線が合わないと、プロジェクトの品質と効率が低下する可能性があります。

メンバーがリーダーの期待や要件を正しく理解していない場合、作業の品質やタイムリーな納品が犠牲になることがあります。


これらの弊害を回避するために、プロジェクトリーダーはメンバーとのコミュニケーションを重視し、目線を合わせる努力をする必要があります。
それによって、チームのパフォーマンスを上げ、最終的にはプロジェクトを成功に導くわけです。

というか、プロジェクトって辛い場面の方が多いんだから、そこを乗り切るためにもメンバー全員が一丸となるマインドの情勢が必要なんですよね。。。。

熱量差が無くす=視座を合わせる方法

弊害がわかったところで、今度はどうやったら一体感を醸成できるかについて見てみましょう。

これも一気に列挙します。

メンバーのニーズを理解する

プロジェクトリーダーがメンバーと目線を合わせる最初のステップは、彼らのニーズを理解することです。

それぞれのメンバーは異なるバックグラウンドやスキルを持っており、個々の目標や課題に異なるアプローチを必要とする場合があります。
メンバーのニーズを把握することで、リーダーは個別のサポートやリソースの提供に焦点を当てることができます。

コミュニケーションの透明性を確保する

メンバーと目線を合わせるためには、コミュニケーションの透明性を確保することが重要です。

プロジェクトの目標や進捗状況をメンバーと共有し、情報の障壁を取り除くことで、信頼関係を築くことができます。
透明性は、メンバーが自分の役割や責任を理解し、プロジェクト全体のビジョンに貢献できるようにするために不可欠です。

メンバーのフィードバックを尊重する

メンバーとのコミュニケーションにおいて、フィードバックは非常に重要です。
プロジェクトリーダーは、メンバーからの意見や提案を積極的に受け入れ、尊重する必要があります。

メンバーはプロジェクトに関する貴重な洞察やアイデアを持っている場合がありますので、それを取り入れることでプロジェクトの品質や成果を向上させることができます。
メンバーのフィードバックを尊重することは、彼らのモチベーションを高め、積極的な貢献を引き出すためにも重要です。

チームメンバーとの定期的なコミュニケーション

プロジェクトリーダーは、チームメンバーとの定期的なコミュニケーションを確保することも大切です。

定期的なワンオンワンミーティングやチームミーティングを通じて、進捗状況や課題、メンバーのニーズなどを共有しましょう。
また、メンバーが直面している問題や障害を共有し、協力して解決策を見つけることも重要です。

モチベーションの向上とサポート

プロジェクトリーダーは、メンバーのモチベーションを向上させるために積極的な役割を果たす必要があります。

メンバーが困難に直面したり、挫折感を抱えたりした場合には、彼らをサポートし、解決策を見つけるための手助けを提供しましょう。
また、メンバーの成長やスキル向上を促進するためのトレーニングやリソースの提供も行いましょう。

まとめ

プロジェクトリーダーがメンバーと目線を合わせることは、プロジェクトの成功に不可欠です。

メンバーのニーズを理解し、コミュニケーションの透明性を確保し、フィードバックを尊重し、定期的なコミュニケーションを行い、モチベーションを向上させるサポートを提供することで、チームの結束力と生産性を高めることができます。

若手のプロジェクトリーダーは、これらのスキルを磨き、メンバーと協力して成功を収めるための努力を惜しまないことが重要です。

と、ここまで見てくれた方はご注意を

ここまでプロジェクト開始前後のチームビルディング的な面を確認しました。
しかし、これをやろうとするとまた別の問題が発生します。

おそらく若手の皆さんが実施するのが、やりやすいところで「定期的なコミュニケーションということで、朝会昼会夕会やろう」みたいなことになるのですが、注意深く立ち回らないと、ただ報告するだけのめんどくさい会議に成り果てます。

ただの作業報告の場になったら終わりです。
若手リーダーの求心力は高まりません。

若手リーダーにとって重要なのは「この人を助けてあげよう」感です。

この気持ちを醸成するのに重要なのが、作業を見るのではなく作業者の心を見ることです。

作業進捗を聞くだけではなくて、「作業をしていて何が困ったか、楽しかったか」などの感情にフォーカスした会話を織り交ぜる様にしましょう。
その上で、自分の感情も伝えることで若手でも求心力を高めることができますよ!

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